従来からある携帯電話などの営業ツールに加えて、近年凄まじい勢いで発展を続けるSNSなどのネットワークサービスを活用する闇金が最近増えています。

 

個人間で直に繋がることができるSNSは短時間で簡単に必要な情報のやり取りを行えるので、闇金側としては見込み客と一旦繋がれば(見込み客と接触できれば)後は引き込みが簡単になります。

 

今回はSNSのツイッターを活用する闇金犯罪について解説していきます。

 

ツイッターを活用した闇金犯罪の全体像

 

ツイッターを使った闇金はハッシュタグに「即日融資」、「個人融資」などをつけて見込み客がすぐに接触できるようにして誘客しています。

 

正規の金融機関では借りられなくなった人に向けて「ブラックOK」「主婦OK」などをうたって勧誘しています。

 

大きく分けて、完全な詐欺行為を行う者と実際に違法な高利の貸し付けをする者がいるので次で確認していきます。

 

詐欺タイプのパターン

 

詐欺タイプは以下のようなものがあります。

 

  • ツイッターで個人融資をうたう者に連絡を取ると、融資の為に信用を確認したいと言って先に数万円を振り込ませ、そのままトンズラする
  • 連絡先の確認の為として携帯電話や情報端末のパスワードやアカウントを求め、貸し付けなどはせずに悪用する
  • 信用の為と言ってクレジットカードの写メ画像を郵送させて悪用し、融資は実行されない
  • スマホなどの端末を契約して郵送するように仕向け、そのまま連絡を絶つ

などです。

 

闇金業者タイプ

 

こちらは実際に高利で違法な貸し付けを行います。

 

個人融資とうたっていますが、実際はその多くが組織として活動しています。

 

正体は結局のところ闇金ですので、個人融資、個人同士の助け合いなどと綺麗な文言を使っていても、目的は利用者を利息地獄に追い込むのが主眼となります。

 

ツイッターを使って接触した後は携帯電話などでやり取りし、口座を用いて融資や返済を繰り返す単純なパターンもありますが、最近確認されている悪質な例ではツイッターによる接触後に対面で融資を行う業者が報告されています。

 

この場合自宅まで押しかけられて、写真撮影をされることがあります。

 

貸し付けを受けた金額を書いた紙を顔の横に持たされ、その姿を撮影されるのです。

 

対面型闇金の取り立てや嫌がらせ手法

 

撮影された画像は後日、利用者の親など関係先に対しての取り立てや嫌がらせの際に利用されます。

 

「お前の息子はこの通り借金をして返済しない。親のお前が代わりに返せ」と迫ったり、その画像をプリントアウトして利用者の近所や職場にばらまくなどの嫌がらせが行われます。

 

女性の場合、返済が難しくなると性行為を強要されることもあり、その性行為中の画像をばらまくと脅さることもあります。

 

こうなると経済犯罪の枠を超えてくるので、早急に警察に相談しなければなりません。

 

このように、闇金の人間が直接利用者宅を訪れることができる点で、完全に遠隔利用のみの闇金よりもタチが悪い嫌がらせをされることもあります。

 

自宅や近所、職場などに直接出向けるので、夜中に窓を割る、汚物をまくなどの実力行使が容易な点も考慮して対策を取らなければなりません。

 

どのように対処するか?

 

ツイッターを利用した対面型の闇金は嫌がらせの中でも身体的被害を与えることが容易なこと、また自宅や車など財産に対する攻撃も容易な点を考慮します。

 

実力を行使される前に弁護士など法律家に相談して解決することが望まれますが、もし先に嫌がらせが始まってしまった場合は事案に応じて警察に相談し、緊急避難を優先する必要があるかもしれません。

 

他の闇金と同じく、言われる通りに返済して完済しようとしてもカモにされるだけですので、最終的には専門家による警告によって闇金側から手を引かせる必要があります。