質問者

闇金業者から個人情報を握られている様です。彼らはどこから情報を得て勧誘してきているのでしょう?

正野弁護士正野嘉人弁護士

融資の審査をサイトで行った際に入力、もしくは口頭で伝えてしまった情報を基に連絡が来たと考えられます。そういった入力から数カ月も経過していなければ情報が流出していると言うよりも同じ闇金グループ内から連絡が来たと考えられます。

奥野弁護士奥野正智司法書士

一度闇金から借りるとグループ会社へ個人情報が回ります。

闇金融業者に個人情報が漏れている理由

ネット上から申し込んだ審査

全く身に覚えのないところからある日突然電話が入り、その電話番号をよくよく調べてみれば闇金だったと言うケースは意外と少なくありません。
教えていない業者からなぜ電話がかかって来るのか不思議に思う人も多いでしょう。そして自分の情報がどこかから搾取されているのではないかと疑う人もいるはずです。
実際闇金業者が運営する融資の審査サイトに個人情報を送信すると、その情報がそのまま他の闇金業者へと渡ってしまうケースがあります。闇金業者は一つの単体の組織として動いている場合もありますが、中にはある組織と別の組織がいくつも裏で連携しているケースもあります。そのためある一社に情報を渡しただけであっても他の闇金に情報を流されてしまい、結果としていくつもの業者からターゲットにされてしまうリスクもない訳ではありません。

同一グループ内での闇金業者による共有

昨今の闇金業者は非対面形式の手法を取っておりその素性が判断できません。そのため一つの闇金とそれ以外の闇金とが同一グループである場合も考えられます。
この時グループ内のどこか一つの闇金から金を借りてしまうと、他の同一グループの業者間で情報が共有されてしまうこととなります。その情報を元にして融資の勧誘が来るケースが考えられるのです。

自己破産者の「官報」

闇金業者間によって情報のやり取りをされる場合だけではなく、公的な資料を基に顧客を選定している闇金業者も存在します。
たとえば自己破産をした人がこの場合の被害に遭うケースがあります。自己破産をしてしまった人は国の機関紙である「官報」に載ってしまいます。これは言うまでもなく公的な資料であり、金融業や不動産業の人は日常的に閲覧している物でしょう。
官報は特別な手続きを必要とせず誰でも閲覧が可能です。現代ではインターネット上で確認する事も出来、闇金業者もこの官報を良く見ています。
自己破産者は金に困っている事がほとんどです。闇金は底に目をつけ、官報に記載されている自己破産経験者に連絡を取り、融資の勧誘を行うケースもあるのです。

まとめ

関わった事のないはずの闇金業者から突如として勧誘の電話が入る事はあり得ます。特に自己破産を経験した事のある人や、一度でも闇金業者と関わった事のある人は要注意となるでしょう。
この融資に乗ってしまえば借金地獄に巻き込まれていくだけです。被害が深刻化してしまう前に専門の弁護士へと相談し、闇金との繋がりを根本から絶つ必要が出てきます。