質問者

闇金対応で即日で開放される方と、長引く方と居る様ですが、双方にはどの様な違いがあるのでしょうか?

正野弁護士正野嘉人弁護士

嫌がらせの期間が長引けば嫌がらせのレベルも上がって行くので受けるダメージに違いはあると思われます。

当事務所の場合は、依頼を受けてから即日で解決する方が7割、残りの方も1~3日で解決することが一般的です。

しかし、闇金に対して元本を1円も返していない場合は闇金業者が直ぐに引かない可能性が高いです。
また、関わっている業者が和解を決してしないと決めている凶悪な業者であった場合は、最終的に地元警察の協力を仰ぐなどで対応が長引くことがあります。

一般の闇金は弁護士介入の地点を引き際と定めていますが、闇金に対して元本を返しているか?そもそも関わっている闇金業者が凶悪な種のものでは無いか?という点が対応が長引くか、即日で終わるかの違いと言えます。

奥野弁護士奥野正智司法書士

一概には言えないです。
取引した闇金業者にも拠りますし、感情的になっている闇金業者だと嫌がらせが長引く傾向があるかもしれません。

闇金相談で即日解放されるか長引くか

最も大事なのは相談先

闇金相談を行うと決断した人はすでに闇金から追い詰められているケースが多いです。しかしこの時相談先の判断を誤ってしまうと、闇金から解放されるどころか事態が深刻化してしまう場合もあるので十分な注意が必要です。
闇金解決のために求められる技術は第一にスピード力です。迅速な対応と解決までの的確な交渉を行えるかどうかがカギとなります。もしここで相談した機関の対応が鈍く、更に根本的な解決へとスムーズに繋げる事ができなかったとすれば、闇金の怒りを買う事になり更なる嫌がらせの激化という顛末も予測できてしまいます。

警察や、闇金に詳しくない弁護士の場合

闇金相談で解決が長引くケースとして、一つは警察に相談を行った場合です。警察も法律が強化されてきた時代よりも前の頃と比べれば、闇金被害者の声に耳を傾けてくれるようになっています。しかし被害届を受理されるまでに根気強く入念な説明が必要となる上、実際に対応にあたってくれたとしても警告電話をかけるまでが警察の限界となります。この警告電話はあくまで警告という強制力のない行為に留まるため、警察との話が終わった後に再び嫌がらせが起きるリスクも孕んでいます。
そのため闇金解決を求めるには弁護士事務所や司法書士事務所が最適となりますが、ここでもまた注意すべき点があります。もしも相談した法律事務所が闇金対応に詳しくなかったり慣れていなかったりした場合、スムーズな解決ができないどころか事態を悪くさせてしまうこともあります。解決前に依頼人を放置してしまうケースもなくはないので、相談先は十分に検討しなければなりません。

闇金に詳しい弁護士(司法書士)の場合

闇金の相談先を選ぶうえでの絶対条件として、闇金に詳しい法律家であることが求められます。
闇金業者の対応は一筋縄ではいかない事が多く、闇金の事情に詳しい専門家でなければ適切な交渉を行う事ができません。また闇金にも時代ごとに手法などのトレンドがあるため、闇金の動向も含めて知識を持っているプロフェッショナルである必要があります。
また、闇金専門の法律事務所は全国対応で無料相談を実施している事が多いです。昨今の闇金は拠点不明な090金融がほとんどであり、活動地域に限定的要素のある法律事務所では対応しきれない場合が出てきます。そのため電話での無料相談を実施しているかどうかという点も、闇金対応に特化しているか判断する基準とできるでしょう。

弁護士でも解決までの時間に差がある?

闇金業者を怒らせていないか?

闇金対応は大前提として闇金に詳しい弁護士に依頼をする必要があります。しかし、その中でも即日で解決するか、少し長引くかの差があります。
たとえば闇金業者を顧客が挑発してしまっている場合、感情的になっている業者を相手取ると解決までの時間が長引いてしまうケースがあります。そのため闇金を怒らせていないかどうかというのも一つのポイントです。

闇金業者からお金を借りて1円も返していない

闇金から借りた金は返さなくて良い金であり、仮に元金をだまし取る目的で融資を受けたとしても顧客側がなんらかの罪に問われる事はありません。そのためそれを知っている人が敢えて闇金の顧客となり、「借りパク」と呼ばれる行為を行うケースも稀にあります。

しかしもしも闇金から借りた元本を1円も返さずに弁護士に駆け込んだ場合、闇金を逆上させて感情を高ぶらせてしまうこととなります。基本的に闇金になれている弁護士が介入すれば闇金は手を引きますが、騙されたという感情が前提に来てしまうと交渉が長引く危険性が生じるでしょう。
初めから返すつもりがないまま闇金から借りた人の場合、弁護士事務所側から依頼を断られる場合もあります。さらに闇金から借りられる金額は少額であるため、お小遣い稼ぎのつもりで実行した事であっても結局は弁護士費用と相殺されてしまうはずです。
取り立てや嫌がらせというリスクを負うだけであり、道徳的な観念から見ても非常に悪質な行為となるため、借りパク行為を行って良いことは1つもありません。

絶対に引かないと決めている闇金業者

闇金業者は専門の弁護士が介入した時点を引き際と考えています。そのため弁護士からの交渉が入った時点で即日手を引くというケースがほとんどでしょう。
しかし、中には弁護士が介入しても絶対に引かないことを決めている業者もいます。このように執着心が強く悪質な闇金業者の場合、たとえどれだけ実績のある専門の弁護士が付いていたとしても交渉が難航する危険性が生じます。
即日解決できるケースでもそうですが、交渉が難航する業者が相手となる場合はより一層弁護士の専門性が求められます。闇金対応に慣れていない弁護士の場合、反対にうまく言いくるめられてしまう場合もあるのです。
しかしここで闇金に強い弁護士であれば、最終的に奥の手に出ると言う事も可能です。警察と協力したり、闇金の口座を凍結させたりなど、闇金にとって不利益にしかならない手段を取ることもできるのが専門の闇金弁護士です。長引く事はあっても根本的なトラブル解消を可能とさせることが強みとなります。

まとめ

相談先は闇金に強い弁護士へ

闇金トラブルの相談先は警察ではなく、弁護士事務所を選択する事が最善です。更に弁護士事務所を選択する基準は闇金に強いと言う事であり、経験が豊富であればある程心強い味方となるでしょう。
闇金相談が長引く人は、警告電話しかかけてもらえない警察に相談を行った人や、専門性の低い一般の弁護士に相談をしてしまった人です。帰って事態がこじれる恐れがあるので褒められた行動とは言えません。
反対に闇金相談をしたその日のうちに解決できる可能性を持てる人は、闇金対応に特化した専門の弁護士への相談を行った人です。根本的な解決を図る事ができるため、被害の拡大をさせることなくスムーズな交渉を実現させてもらえるでしょう。

専門の弁護士が介入することで9割は解決可能

闇金専門の弁護士に依頼をした場合、9割方はその日のうちに取り立て電話のストップが叶います。借りパクのケースや闇金が悪質なケースの場合には長引いてしまうことがありますが、その日のうちの解決が困難であっても依頼人を見捨てないのが闇金専門の弁護士です。
闇金からは金を借りない事が一番であることは言うまでもありませんが、もしもトラブルに巻き込まれてしまった際には早い段階で専門の弁護士に相談すると良いでしょう。被害を最小限に抑えた状態で解決へと導いてもらえます。