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闇金に対して夜逃げは有効でしょうか?

正野弁護士正野嘉人弁護士

夜逃げと言っても勤務先を教えていれば会社も辞めなければなりません。又、引っ越し後の居住人や退職した会社には問答無用で嫌がらせが行ってきます。それ以外の第三者個人情報を教えているのであれば、その方にも嫌がらせ行為を行ってきます。

夜逃げして問題を放置するよりも、闇金問題に詳しい法律家へと相談された方が損失は少なく済むはずです。

闇金に対して夜逃げは損失が大きい

夜逃げは無意味?

闇金からの取り立て電話に追い詰められた人の中には、適切な対処方法が分からず夜逃げを検討する人もいます。しかし闇金の取り立てがいくら厳しく精神的に追い詰められる物であるからと言って、安易に夜逃げを実行してしまうのは本人にとっての損にしかなりません。
そもそも闇金業者から借りた金は返す必要のない金です。闇金が行う融資活動はもちろんのこと、取り立て行為も嫌がらせ行為に関してもその全てが違法であり不当な行為に該当します。そのため法的に見ればこの場合の債務者は完全に被害者であると言え、責められるべきは闇金であって借りた側が夜逃げと言う不利益に繋がる行動に出る必要はないのです。
また仮に闇金から夜逃げをしたとしても、住民票の移転等、生活に不可欠の手続きを取れば居場所が知られてしまう可能性も高くなります。提出できる住民票がなければ一般的な社会生活を送る事は難しいため、夜逃げをする事によって被る不利益はとても大きなものとなります。

夜逃げによるメリットよりもリスクの方が高い

取り立てから逃れるために夜逃げをしても何の解決にもならない反面、夜逃げをした事によって引き起こされ得る甚大な被害があります。それが闇金業者の二次被害です。
闇金業者は融資の際に顧客から緊急連絡先を提示させますが、もしも顧客が夜逃げなどをして闇金との音信を絶った場合、この緊急連絡先へ標的を変える事が容易に想像できます。
緊急連絡先となるのはほとんどの場合で家族や会社です。家族を巻き込みたくないと考えている人が多いのはもちろんのこと、会社に闇金との繋がりを知られるわけにはいかないのも当然であると言えるでしょう。夜逃げによって闇金を怒らせればそれだけ嫌がらせも激化するリスクが高まり、その激化した嫌がらせの矛先が家族や勤め先となってしまうのです。
更に最近ではSNSを利用している人が多く、闇金業者は顧客の交友関係をネット上から検出する事も良くあります。SNS上で繋がっている友人にまで取り立てが及ぶ可能性があり、他人に迷惑がかかる事に加えて自分自身の社会的な立場も貶められてしまう事になります。

闇金の取り立てをストップは5万円程度で可能

闇金対応特化型の弁護士に依頼する

闇金の取り立てから本気で逃れたいと考えるのであれば、夜逃げのような短絡的な考えに出るのではなくきちんとした知識とノウハウで対処しなければなりません。
そのため闇金に悩んでいる人が行うべきは、闇金対応を積極的に受け入れている弁護士への相談です。全国から無料での電話相談を受け入れている事務所もあるため、まずは相談をしたのちに解決策の提案を受け、それに納得できるようであれば正式な依頼へ進む事となります。

弁護士で取り立てが解決する2つの理由

闇金対応を積極的に受けている弁護士へ解決のための依頼することで、しつこかった取り立て電話の多くがその日の内に収まる事となります。
専門の弁護士が介入して取り立てが収まる理由のうち一つ目は、弁護士が正確な知識と適切なノウハウを持っていることです。弁護士と言っても闇金対応をした事がない人の場合、どうすれば闇金が大人しく引き下がるのかその方法が分かりません。闇金業者も弁護士が慣れているのか不慣れであるのかは見抜くため、専門家でなければ正しい対処ができないのです。
二つ目の理由は、弁護士の介入が闇金にとっての大きなリスクになるためです。弁護士は闇金が手を引かなければ口座の凍結や警察への情報提供などの手段に出る事も可能です。そのため闇金にとっては営業自体ができなくなる危険性が生じます。そこで弁護士が介入してきた時点で損切を行い、その顧客から手を引く判断を即座に下す事となります。

夜逃げよりも弁護士を雇った方が安い

弁護士を雇った方が圧倒的に得

闇金に強い弁護士や司法書士に闇金対応を依頼した場合、費用は1社あたり約5万円となります。事務所の制度などにもよりますが、この費用については分割払いや後払いに応じてもらえる場合があります。
それに対して夜逃げのための引越し費用はと言えば、単身で引越しをする場合の計算をしたとしても30万円から40万円程はかかってしまいます。1か月分の給料が一夜にして消えてしまう事となるため、圧倒的に弁護士を雇った方が経済的であると言えます。

夜逃げの経済的負担

引っ越しに関わる金銭的な費用は、引越し業者の費用や退去費用はもちろんのこと、新しい住居のために支払う前家賃などがあります。その他にも新住居に移ると敷金や礼金や仲介手数料、その他にも火災保険などが必要となるでしょう。
夜逃げをするからには生活を一新する必要があり、それはつまり仕事も変えなければならない事を意味しています。新しい職を見つけるまでの間に繋ぎとなる収入源が何もなければ無給になってしまうのもやむを得ません。それを考えると少なくとも30万円がかかる引っ越し費用は本人の状況をさらに苦しめる恐れがあるでしょう。

弁護士のメリットはコスパの良さと即日解決

夜逃げはいつまでも恐怖が消えない

闇金が夜逃げした人を執念深く追うかどうかについては、その業者の性質にもよるため一概には言えません。しかし逃げている方からすればいつまでも追われているという精神的負担が生じ、住民票を移すだけでも大きなストレスとなってしまう事があるでしょう。
一時的に逃れられても何かのきっかけで所在を掴まれてしまうケースも多いです。根本を絶たなければ闇金から逃げ切れることはあり得ません。

弁護士で安く解決

現代の闇金業者は専門の弁護士を介入させることで取り立て電話をすぐにストップする事がほとんどです。費用は5万円程度であり、その上即日解決の見込みが高いとなれば、わざわざ30万円以上のコストを支払って闇金から夜逃げするより遥かにコスパの良い方法となります。
弁護士が即日解決してくれれば家族などへの二次被害を食い止める事もできるため、一石何鳥ものメリットを受ける事が可能となります。