質問者

闇金に家族や会社の連絡先を緊急連絡先として伝えてしまいました。大丈夫なのでしょうか?

正野弁護士正野嘉人弁護士

闇金はそれら第三者の連絡先を人質にして請求をしてくるようになり、支払いが出来なければ問答無用でそれら第三者に連絡、嫌がらせが行く事はほぼ間違え有りません。

お金を借りているのか、いないのか、元本をどれだけ返しているのか、によって解決までの時間に差異はありますが、出来るだけ早く闇金対応のノウハウを持った法律事務所へ相談して下さい。

奥野弁護士奥野正智司法書士

返済が滞れば、まず間違いなく連絡が行きます。電話での嫌がらせは本人よりもこういった、家族・職場に行くことが多いので問題を放置せずに早めに専門の弁護士や司法書士へと相談されて下さい。

闇金に家族や会社の電話番号を教えてしまったら

ヤミ金業者が回収する緊急連絡先とは

闇金は顧客への融資の際、ほぼ確実に緊急連絡先と言うものを要求してきます。緊急連絡先とは闇金にとっての担保です。担保とは債務者が返済をできなくなった時の保証のようなものになります。そのため融資のための条件がほとんどないような闇金であっても、緊急連絡先の提示だけは必須としている事が通常でしょう。
闇金が金を貸すのは暴利を貪って不当な利益を上げていくところにその目的があります。そのため金を貸したからにはその回収と、元金によって生じた違法な利息を取り立てることとなります。しかし顧客が支払えない状態に陥ってしまえば闇金にとっての利益にはなりません。そこで顧客には予め家族や会社の連絡先を提示させておき、いざ顧客本人に支払い能力がなくなってしまえばターゲットを家族や会社へと移すのです。
緊急連絡先として要求される連絡先は大抵が家族や勤め先です。これはいわば闇金の人質として成立し、顧客が払えない場合の代わりのターゲットにできるだけではなく、家族や会社に借金をバラされたくなければ支払いをしろという脅し材料にも使えるのです。
闇金から金を借りる人の多くは家族に内緒で借金をしている人です。誰にも知られたくないと言う後ろめたい心理を利用し、顧客から金をむしり取っていく悪徳組織が闇金なのです。

支払いが滞れば緊急連絡先へと取り立てが及ぶ

本人の支払いが滞った場合、闇金は緊急連絡先へ取り立て行為を開始する事になります。
この取り立ては本人に対して行っていたのと同様に、一日に何十回にも渡るしつこい電話攻撃となってしまいます。相手が顧客の家族であっても、勤め先の会社であってもその手口はほとんど変わりません。回線がパンクする程の鬼電行為となり、会社に対する電話であれば業務妨害に該当してしまうこともある程です。
緊急連絡先への嫌がらせは取り立て電話だけに留まらず、ピザなどのデリバリーを大量に送りつけたり、救急車や消防車などを呼びつけたりする事もあります。
近辺の人に対してもトラブルに巻き込まれている現場を見られてしまうこととなるため、社会的な孤立をしていく危険性まで生じてしまいます。

借りていない場合でも取り立ては生じるか?

ヤミ金に申し込みだけした場合

融資の申し込みだけをして、途中でキャンセルをするパターンも中にはあります。しかしこの場合にも闇金からはキャンセル料を請求されることがあります。
これはもちろん支払う必要の無いお金です。そのためキャンセル料の請求電話が入っても無視していれば収まる事もありますが、すでに個人情報を知られている場合には慎重に対処しなければなりません。
口座情報を教えてしまっていれば押し貸し被害に遭うリスクが発生します。緊急連絡先を教えてしまっていれば、家族や会社に取り立て電話が入る事もあるでしょう。キャンセル料についてはその人自身の状況によって対応の仕方も異なってくるため、最も良いのは専門の弁護士に相談する事です。

ヤミ金は恐喝してお金が得られたら何でも良い

現在のヤミ金は「ヤミ金融」と、「金融屋」の体を装ってはいます。しかしその実態は無登録の違法業者であり、顧客を恐喝して金を搾取するだけの犯罪集団であると言えます。
闇金が被害者に金を請求する口実は様々です。キャンセル料、手数料などの名目で金銭を要求してきますが、一度でも支払ってしまうと闇金の思うつぼです。「押せば金を払うヤツ」だと判断され何度も金銭を請求されたり、無理やり金を貸付ける「押し貸し」の被害に遭ったりする可能性もでてきます。
闇金にとってすぐに金を払う顧客は最も手放したくない客です。そのため言いなりになって金を払い続けてしまうと、どんどんと縁が切れない状況を強くさせてしまうこととなります。途中で無視をしても嫌がらせが生じて二次被害が発生するリスクも増してしまうため、自分自身でトラブルから脱する事はほとんど不可能となるでしょう。

関係各所に被害を出さない為に

闇金からの被害を受けた時には、自分の身を守るのがまずは先決です。しかし被害が波及するリスクがあることも知っておかねばなりません。
緊急連絡先の提出は融資の際の必須条件となっている事が多く、闇金から要求されてそのまま情報を渡してしまうこともあるでしょう。しかしこれが担保となって闇金の手に渡ってしまえば、脅迫材料として使われるだけではなく実際に家族や会社に迷惑がかかってしまうことも十分にあり得ます。
そう言った事態を防ぐためにも、まずは専門の弁護士や司法書士へ相談をする事が求められます。闇金対応になれている弁護士であれば、依頼を受けたその日のうちに解決させる事もできます。場合によっては即日解決が困難なケースもありますが、それでも数日から一週間程度の間に闇金との縁が切れる相談者がほとんどです。
被害を広げて関係する第三者に迷惑をかけないためにも、早い段階で専門の弁護士に相談すると良いでしょう。