質問者

闇金に保険証、免許証の写真を送るとどんなリスクがありますか?

正野弁護士正野嘉人弁護士

何かしらの申込の申込者身分証として悪用される可能性があります。

奥野弁護士奥野正智司法書士

個人情報を悪用される可能性があります。特にインターネットで手続できるものに関しては利用することが可能になります。

何かしらの申し込みに悪用されるリスク

闇金業者は融資の際に、免許証や保険証のコピーを送信するよう求めてくる場合があります。言うまでもありませんが、こういった身分証明書には名前や生年月日や住所など、その人を指し示す個人情報が明記されています。そのため闇金にこのような身分証を渡してしまうと、たとえコピーであっても悪用される危険性は考えられます。
例えばなんらかの申し込みを行う際には名前や住所が必要となりますが、それを闇金が顧客の名義を使って勝手に行ってしまう場合があります。特にネット上で申し込みが完結するものに多いと言えるでしょう。慎重な確認のための行為がなく、申し込む際にスタッフと対面する訳でもないため、取り立てて確認のないまま申し込みが完了してしまうケースもあるのです。あとから身に覚えのない請求だけが来て発覚したなどという事態を避けるためにも、闇金に免許証等のコピーを渡す前に繋がりを絶たねばなりません。

勝手にクレジットカードを契約させられる?

闇金にクレジットカードを勝手に作られてしまうのではないかと懸念する人もいますが、実際には身分証のコピー一つでここまでの被害を受けることはほとんどのケースで考えられません。
なんらかの入会サイトや商品購入に免許証のコピーを利用されるリスクは懸念されるものの、厳重な審査のあるクレジットカードの発行となるとそこまで不安視する必要はないでしょう。
しかし確実にないと言える物でもないので、不安な場合には専門の弁護士に相談してトラブルの回避を図ることもできます。闇金との繋がりがあること自体好ましい状態ではないので、根本から不安の元を絶つと良いでしょう。

免許証の写真を使った中傷ビラを撒かれるリスク

闇金に免許証などのコピーを送ってトラブルになるのは、申し込みやクレジットカード発行などと言った被害よりも、誹謗中傷に晒されるリスクの方が上回っていると言えるでしょう。
免許証の顔写真を使用し、隣に中傷文を記載したビラを家の壁や隣近所に貼られてしまう被害があります。あるいは会写真入りのファックスを会社宛てに送信される事もあるため、社会的な立場を守る上で大きな支障となってしまいます。
闇金が写真の強要をしてくるパターンとしては、融資の際の条件や確認などと称している事が多いです。しかしこれは緊急連絡先の提示と同様に、闇金にとっての脅し材料となる担保でしかありません。
お金を借りたい一心でこの要求に応じてしまうと、免許証の写真一つが大変なトラブルを引き起こしかねません。近所からは孤立し、会社では立場がなくなるなどのケースに陥る被害者も存在します。社会的信用を失墜させる嫌がらせに使われるリスクが生じるので、迂闊に写真を渡すのは厳禁です。

自宅住所への嫌がらせ

闇金に情報を取られてしまうことは最もリスクを高めてしまいます。免許証や保険証に書かれている住所が悪用されるケースもあり、自宅住所へ直接的な嫌がらせを実行する事もあるでしょう。
闇金業者が非対面形式であるからと言って油断はできません。近くに住んでいる別の顧客がいれば、その顧客を使って貼り紙をさせるなどの嫌がらせにも及びます。

不安のある方は専門家へ相談

闇金業者の嫌がらせは様々なトラブルを招きます。そのため闇金業者に関する不安がある場合は、闇金に強い弁護士や司法書士に問題解決を求めると良いでしょう。
闇金業者は専門の法律家の介入を引き際としています。しつこい嫌がらせをしたとしても、弁護士が介入してきてしまえばメリットよりもデメリットの方が上回ってしまうためです。
闇金に強い弁護士の多くは全国から無料相談を受けています。相談したその日のうちに解決する事もあるので、被害が深刻化したり拡大したりしてしまう前に積極的に利用してみましょう。