質問者

手渡し、対面式の闇金業者の危険性について教えて下さい。

正野弁護士正野嘉人弁護士

手渡し、対面式という事は闇金が近くに居ると言う事です。

闇金の取り立ては遠方から遠隔で行ってくる事が殆どで家に来る事など余り御座いません。

ただし対面式の方法を取っているなど、業者が近くに居るとなれば家に来やすくもなるので、ご近所に迷惑を掛ける、拉致監禁されるなどの危険性が高まります。

また、闇金と相対するケースでは借用書などを取られる可能性が高く、法律上の立派な債務とさせられてしまう危険性が高まります。

奥野弁護士奥野正智司法書士

借入時に対面されている場合はより危険です。
直接的な取り立てをされるリスクが高いです。

対面でやり取りをする業者の特徴

SNSに居る対面式の貸金業者、その実態は闇金

Twitterで個人間融資を装う業者が昨今増えてきていますが、その中には対面でお金のやり取りをする者がいるので要注意です。個人間融資を装ってはいるものの、本当に個人対個人の融資形態をとっているかは分かりません。蓋を開けてみればその実態は闇金業者だったと言うケースも良くあります。
そのため最終的には脅迫や嫌がらせと言った手段をとってくる事が予測されるでしょう。放置しておけばトラブルが深刻かしてしまうリスクも大きくなるため、少しでも被害を受けた際には正しい対処をしなければなりません。

対面型闇金の貸付までの流れ

融資希望者を募るツールとして使用されるのはTwitterやLINEです。そこでは個人融資者を名乗っている場合が多いですが、組織ぐるみで違法金利の収益を上げている闇金業者であることがほとんどと言えるでしょう。
融資の申し込みが完了すると電話がかかってきて、そこで貸付金の受け渡し場所と時間を指定されます。後日約束した場所で受け渡しが行われ、返済の際にも同様に対面で行われる事になります。

対面式の業者の取り立て

執拗な取り立て電話

対面式の闇金業者であってもスタンダードな取り立て方法は電話となります。一日に数十回にも渡る脅迫電話をかけ続けてくるため、債務者側としても精神的な負担は免れません。さらに緊急連絡先を渡していれば家族や会社にも迷惑がかかってしまうため、言われるままに返済を続けてしまうパターンが多くなります。
対面式の闇金の場合で恐ろしいのが、取り立て電話を受けた際に言われる脅迫が実行不可能ではない事です。もしも闇金業者が自宅近辺で活動している場合には、実際に自宅までやって来て直接的な取り立てをされる危険性も生じてしまいます。
現に対面してやり取りをしてしまっている以上、借用書を取られてしまうケースもあるでしょう。法的な書面を盾にして返済を求めてくる事もあるため、払わなければならないと言う意識が債務者側の大きな負担となっていきます。

貼り紙を張られる

闇金業者が対面式の活動をしている場合、直接的な嫌がらせを実行する事も困難ではありません。顧客の自宅まで実際に赴き、家の壁や周辺に何十枚もの貼り紙をされてしまうケースもあります。この貼り紙は言うまでもなく本人を誹謗中傷するための内容が書かれた物です。近所の目にも触れてしまうため、社会的な孤立を招いてしまう恐れも生じるでしょう。
また闇金業者にLINE等で融資申し込みをしてしまった場合、融資の際に顔写真を送信するよう求められる事があります。これに応じてしまうと、いざ執拗な嫌がらせが始まった時に写真を悪用されてしまうケースがあります。貼り紙に顧客の顔写真を載せ、その上で誹謗中傷を繰り広げる場合があるのです。

対面式ヤミ金の対処方法

闇金式の闇金を解決するには、ヤミ金に強い弁護士や司法書士に相談することが有効な手段となります。闇金に強い弁護士が全国対応をしている事が多いのは、昨今では090金融がほとんどを占めていて実際の拠点を掴むためにも時間がかかる場合が少なくないためです。
しかし対面式の闇金は顔を晒して営業している分、非対面のヤミ金業者よりも容易に解決するケースが多くなっています。また、自分の顔が顧客にも知られているため、逮捕に繋がる証拠を残しているとも言えるでしょう。

そのため不用意に弁護士と張り合ってしまえば逮捕に結びついてしまうリスクが高まってしまうため、余計なトラブルを回避するためにも弁護士が介入してきた時点ですぐさま手を引く傾向が高くなっています。

対面式の闇金は返済を滞らせてしまうと直接的な嫌がらせを始めるケースが多く、その分本人もその家族も被害を受けやすくなってしまいます。精神的に追い詰める以上のトラブルに巻き込まれる危険性もあるため、早い段階での解決が必要となります。
弁護士が介入すればその日のうちに闇金との縁が切ることも可能となるため、言いなりになって返済を続けるのではなく早急に相談を行うと良いでしょう。